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同人ゲームやフリーゲームはもちろん、ゲームデザイナーを目指す人、これからゲームを作りたい人、今もゲームを作っているがなかなかうまくいかない人向けの、ゲーム開発に関するブログ。

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類似キャラ

  • ネット弁慶

分類

 小物

処方

 血の気が多く突然絡んでくることが有る。論理よりも感情を優先するが、本人は論理的だと考えており、会話の成立は期待できない。優越感に浸りたいだけの人種なのだが、絡んできた際にはすべてを否定的にとらえるためにおだてても逆効果となる。なるべく無視したほうが良い。

概要

 このタイプは非常にバイタリティのある人で、歯車さえうまくかみ合えば成果を残せる人物ではあります。ただし、自身から噛み合わせようとはせず、また噛みあっているかどうかの確認も行わないため、ほとんどの場合上手くはいきません。周りにいる人次第ですね。

 自分自身に対して極めて保守的で、それ故に左翼的思想に傾倒しやすい傾向があります。弱者を守れと言ったり、伝統を守れと言ったりはするが、自分自身を守れという主張の隠れ蓑に過ぎず、また、それをいう事で自分は弱くないという虚勢を張っています。もちろん自分から弱者層に対して支援をすることは一切ありません。

 行動力があるため何かしらの組織を引っ張る事は有りますが、言動がデタラメなため人が定着せず、辞めていった人を大いに非難します。そういう組織運営をしておきながら、「人がすぐやめる会社は社内の環境づくりに問題がある」と言う意見に賛同し、続けられない環境を作れないトップが悪いといった趣旨の発言を行います。

 自分自身の実力をやたらと誇張して語り、何を問われてもプロ級の腕前と豪語しますが発表された作品を持ちません。にもかかわらず、「実際にやらせてみると何もできない」と言う非難を好んで行い、さらには、発表されたものに対してはケチをつけます。

 とまぁ、他人に対する非難、批判のそのことごとくが自己紹介になります。

 物語においては序盤、中盤、終盤と、イヤミなNPCとしてスキのない活躍が期待できます。あまりにも自己愛が酷いため、このタイプを一人配置するだけで、普通の性格が天使のように見えるはずです。

 最終的に解決するような問題を持たせる必要は無く、何か問題を起こしたとしても個人的な問題であり、切り捨てる流れにしてしまうのが良いでしょう。ただしコントラストの負の要員としては貴重であり、切り捨ててしまうのはもったいないので、そもそも問題を抱えさせず嫌みをずーっと言い続けるポジションに配置したほうがいいかもしれません。

 本人が解決するべきトラブルに遭遇することもありますが、主人公らはそれを眺めるか、なんでその程度の事でそこまで怒るのだろうと言った感想を持たせてやると良いでしょう。例えば自転車が盗まれ、購入するとお金がすべてなくなると言い、それに対して安いのを買えばいいのにといった感想を抱くなどでも十分主人公に対する共感が得られるかと思います。
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分類

 中ボス

処方

 生き物を収集する癖を持った人物。非常に重大な精神的疾患を抱えており、何か大切なものを失った喪失感を埋めようとして生き物に走った。よって、長期的にケアし、新しい大切なものを共に見つけるか、あるいは自身がその大切なものになるか、もしくはなるべく初期の段階で距離を置くこと。

概要

 ペットを飼育する人には二種類あります。対象の命を大事にする人と、大事にしない人です。大事にする人は自分の命、余裕があって初めて成り立つものであるという事をよく理解しているので、複数の生き物を飼育したとしても経済的な余裕を損なうほど切羽詰まった頭数を飼う事はあまりありません。

 生き物という物は成長します。特に多頭飼いを行うと交配により数が増える事もあります。当然、数が増えれば飼料費がかかってくるためその分家計を圧迫します。交配がきっちりと行えるような飼育環境を整えられる人は、ここで里親に出したり、ペットショップに個人で相談しに行ったり、業者登録を行い即売会等で販売するなど、支出の調整を行うことが出来るでしょう。

 アニマルホーダーの場合、そもそも飼育環境を整えられない場合が多いので、交配により生まれた子供は中々育ちません。それどころか、生まれて間もなく世話が行き届かずに死亡してしまうケースもあります。ではどこで数を増やしてくるかと言うと、拾ったり、購入したり、里親に手を挙げたりと、とにかくある程度の大きさの物をどこからか持ってきます。

 前述のとおり、当人の飼育能力の限界を超えて保持しようとするために、そこで飼われている生き物の健康状態は良くありません。また、動物の世話がきちんとできないという事は、そこかしこに排泄物がある、という事になり、雑菌や害虫による汚染が室内には発生しています。もちろん、糞尿以外にも、餌の食べ残しや、動物の死体等による汚染も、です。

 飼育対象の命を大事にする人は、自身の経済状況を把握できている人でもあります。つまり、自身の飼育能力を把握できないアニマルホーダーは、飼育対象の命を特に大切にはしていません。動物がいる、と言う点で自身の喪失感を埋めようとしているに過ぎません。

 自分自身の喪失感を埋るため動物を集めるのですが、引き取る際、外面が良ければよいほど引き取りやすいという事はよく理解しています。よって、善意のボランティアであったり、動物に対する救助活動であったり、動物保護と言う名目であったりと、耳障りの言い隠れ蓑をよくかぶります。また、本人も本気でそう思っているためこれらは嘘ではありません。当然のことであるが、身なりもそれなりに良いものを選びます。

 嘘ではないために見抜くことが非常に難しく、飼育環境を直接見ない限りは相手がそうであるとはなかなか見抜けません。経済感覚に乏しいため、例えば、飼育している生き物の相場だとか、いくらで販売しただとか、そういった会話をすれば見抜けるかもしれませんが、通常、飼育者同士でそのような会話をすることはめったに有りません。

 彼らから飼育している動物を奪う事は非常に困難を極めます。というのも、喪失感を埋めるために行っているので、収集した生き物は、彼らにとっては彼ら自身に等しいからです。自身の肉体を引きちぎられるに等しい精神的苦痛を味わう為に、非常に大きな抵抗を示します。

 重大な精神的疾患を抱えているため、精神科医のケアが必須と言えるでしょう。もし遭遇したら距離をなるべくとる事。素人がおせっかいで関わってよい相手ではありません。ただし、糞尿などによる環境汚染は次第に近隣の住居に広がっていくものではありますので放置もよろしくはありません。それっぽい人と接触したら、市役所等へ相談に向かう事。その際、決して犯人扱いしない事。

 なお、余談であるがペットッショプは裏社会の入り口が比較的近くにある業界でもあります。ワシントン条約に引っかかる生き物を密輸して、国内繁殖と称して販売したり、プレゼントで客に買ってもらった犬を見送ったのち店に売るキャバ嬢など、意外と大きな口を開けて人間の心と社会の闇が佇んていたりするので、ペットショップを経営する際には、そういった人たちから声をかけられても関わらないよう注意が必要な業界でもあります。

 キャラクターとしては非常に大きなインパクトがあるため、中盤などで主人公らが解決するべき問題として取り組ませるといいでしょう。動物を他の物に置き換えて、病的な収集癖があるとしてやれば、だいたいどんな世界観にも溶け込ませることが出来ると思います。

 置き換える際には以下の点を押さえてください。

  • 収集癖がある
  • 収集物を失う事を極端に恐れる
  • 家や部屋はゴミ屋敷に近い
  • 外に出る際の身なりには非常に気を遣う
  • 理知的ではなくすぐに感情的になる
 上記の面を見せてやれば、プレイヤーにも何らかの解決しなければならない対象であると伝わると思います。

分類

 中ボス

処方

 聞きかじりの知識で専門的な分野を取り扱う。大きな事故に至る可能性があるので、早急に違う分野の仕事を与えること。

概要

 このタイプは善良で、善意によるお手伝いを好む性格の人が多く見られます。なんでもやってみれば解ると言う信条のもとなんにでも手を付けるため、例えばスポーツであったり、料理であったり、テストであったりと個人技に関しては人よりも優秀な成績を残します。

 その反面、成果が自分の身体に反映されにくい物に関してはあまりよい結果が出ません。飼育、コミュニケーション、法的な事務作業、マーケティング、舞台などを苦手としています。

 本人はこれまでの経験から専門的な知識を要する分野でも臆することなく進みますが、事前の学習等をすっ飛ばしてしまうため、基礎的な部分が抜けていることがしばしばあります。また、自分自身を見るのは得意だが、他人から見てどう映るか、他人にどう伝えるかなど、コミュニケーション面が苦手です。よって、トラブルに対しての処理が非常に大雑把になりがちで、よく禍根を残します。

 いったん刷り込まれた知識に対して疑問を持つことが少なく、指摘されても今まで問題なかったから大丈夫だと返す傾向があります。このために違法な行為に堂々と手を付ける時もある上に、それを堂々と提出してしまったりもします。これまで問題が発生していないのは運が良かったからで、いずれは引き金となります。

 このタイプが属する組織やこのタイプ本人を狙う者が居る場合、組織にとって弱点そのものとなり、攻める口実をどんどん積み上げてくれる無自覚なスパイとなってしまいます。下手に誰かが爆破スイッチを押す前に、担当を変えた方が望ましいでしょう。

 配置換えの際、その担当の年月が長ければ長いほど対象を否定することになり、またあまりにも短いと、経験を重視する傾向から反発されることもあります。言い回しや人間関係に関しては十分に気を遣う必要があるでしょう。

 物語に登場させる際には、序盤から伏線として登場させておくといいと思います。トラブルメーカーと言うわけではないし、普段から頼りになる様な存在として登場しプレイヤーに好印象を与えておけば、物語終盤で大きなトラブルになった際により大きなインパクトを与えることが出来るでしょう。

 物語の要としても機能しうるので、ヒロインや親友などがこのタイプだと望ましいかもしれません。あるいは、短編のスパイもので敵対組織を崩すきっかけとしても上手く機能すると思います。

分類

 小物

処方

 経験がない事に対して延々と持論を語り続ける。聞いている時間が無駄になるが、同じように経験が無い人間の集まりの中心になりやすいため無下にすると後々面倒になる。適当に相槌を打ちやり過ごすこと。

概要

 特に芸術の分野で良く表れます。絵を描いたことが無いのに絵のアドバイスをしたり、彫刻を掘ったことが無いのに彫刻のアドバイスをしたり、写真を撮影したことが無いのに写真のアドバイスをしたり、と言った具合に、とにかくアドバイスをして優越感に浸りたい類の人物です。ゲーム関係では上級者様とか呼ばれる事もあります。

 やったことが無いと書きましたが、人に見せていないだけで趣味以下でかじったことが有る人が多いです。大抵の場合は鑑賞側に回りますが、これも「この芸術が解る自分が凄い」と鑑賞している自分に浸っているだけで、作品の良し悪しは関係ありません。他人の評価が高いものが良い作品で、他人の評価が低いものは悪い作品と差別的に考える傾向を強く持ちます。

 アドバイスを行おうとする対象を常に求めており、往々にして駆け出しの新人作家等に話しかけては持論を展開します。割と長年そういう事を続けているので、業界ではそこそこ有名な場合があります。創作活動を長年続けそれなりに名前の売れた人は基本的に腰が低いため、こういった人にもきちんと挨拶をします。高名な人がきちんと挨拶する姿を見て、駆け出しの人はこの人は力のある人だと誤解します。(アドバイザー本人はコネがあると勘違いし優越感に浸る)

 ボランティアの無給スタッフとして参加することも少なからずありますが、スタッフとして参加することが目的であり、催し物の成功が目的ではないためほとんどの場合が足手まといとなります。ただし、本人からしてみれば「タダで使われてやっている」という認識を強く持っています。また、お金は成果に対する報酬ではなく拘束時間に対する対価と考えるため、たとえ報酬を用意したとしても本人は成長しません。ここを見抜けず重用すると、水面下でのトラブルが広がっていき、大きな問題となって表面上に現れることになります。深入りさせてはいけません。

 逆に言うと、創作物においては深入りさせた方が面白い展開になります。 ちなみにこじらせると詐欺デューサーにクラスチェンジします。

 登場させる際には最初からイヤミな人物としては登場させない方がいいでしょう。腰が低く、人当たりのいい好感触を持たせておき、徐々に徐々に口出しをするようにしていくと良いでしょう。他のNPCで大物と挨拶をするシーンなどを入れてもいいと思います。ただし、挨拶をされた大物から彼を語るシーンは避けたほうがいいでしょう。大物の側は役立たずであると見抜いていますし、それと付き合う人はトラブルの種なので避けようとします。主人公サイドの反感が明白になった段階でアドバイザーの評価を語らせると効果的だと思います。

 仲が良くなるにつれて余計なアドバイスで色々な作品にケチをつけたり、大物の作品で主人公の評価が内心では低いものを絶賛したりと、この人解ってないんじゃないかと言う面を徐々に見せて、PLとPCをリンクさせると面白いでしょう。最終的には人間関係をこじらせる元にしてやれば、お囃子以上の存在感を出してくれると思います。

類似キャラ

  • ドクターミンチ(メタルマックス2)
  • バトー博士(メタルマックス2)
  • 豪徳寺博士(改造町人シュビビンマン)

分類

 小物

処方

 保有している技術面に関しては優秀で色々なものを作る。ただし、それ以外で問題を抱える事が多い。大きな問題に発展することは少ないが暇になると何かしらやらかすので、常に作業を与えるか、必要以上関わらないこと。

概要

 メインの役柄として登場するよりも、サブイベント的な役割とした方が活躍が期待できます。単発で登場したり、ずっと登場するが開発担当であったり、この人本人よりも、この人が作ったものが解決の対象になったり手助けになったりする、ギミックとしての役割をもつタイプです。

 基本的には技術面では優秀だが、善悪よりも技術で出来る事を優先する傾向を強く持ちます。よって、倫理観を無視することが多々あり、意図せずして法を逸脱してしまいがちです。本人は可能だから作った程度の認識であり、それが悪い事だとは思っていません。よって、周囲から注意された際もその理由、原因については把握できず、再び全く同じ問題を起こすことが有ります。

 トラブルに発展した際には話を聞いてもらえないと憤慨しますが、どちらかと言うと話を聞かないのは本人であり、これも技術を優先するが故に出来るけどやってはいけない事が分からないためです。

 技術を優先的に手に入れてしまったため他者とのコミュニケーション能力に問題があり、関係者が3人になると必ず問題を頻発させてしまいます。根本的には善良な人間で悪事をわざと働く悪人ではないのですが、知らず知らずのうちに悪事を行う事が多く、それが周囲の反感を買う事もしばしばあります。よって、一人でぽつんと配置されている場合が多くなります。
 
 メタルマックス2のドクターミンチやバトー博士、改造町人シュビビンマンの豪徳寺博士がこれに近い人です。 友達になりたくない空気の読めない人物として登場させ、強力なアイテムを製造させるが以後は関わらないといった、システム的な一面の強いNPCとして活躍が期待できます。
  
プロフィール
HN:
色々ありすぎでどれを名乗ろうか
Webサイト:
性別:
男性
自己紹介:
素材屋GY.Materialsを運営。
TRPGや同人ゲームなどを制作。イベントプロデュース等。
P R
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