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同人ゲームやフリーゲームはもちろん、ゲームデザイナーを目指す人、これからゲームを作りたい人、今もゲームを作っているがなかなかうまくいかない人向けの、ゲーム開発に関するブログ。

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2016/03/22 (Tue)
キャラデザサンプル003:経験のないアドバイザー

分類

 小物

処方

 経験がない事に対して延々と持論を語り続ける。聞いている時間が無駄になるが、同じように経験が無い人間の集まりの中心になりやすいため無下にすると後々面倒になる。適当に相槌を打ちやり過ごすこと。

概要

 特に芸術の分野で良く表れます。絵を描いたことが無いのに絵のアドバイスをしたり、彫刻を掘ったことが無いのに彫刻のアドバイスをしたり、写真を撮影したことが無いのに写真のアドバイスをしたり、と言った具合に、とにかくアドバイスをして優越感に浸りたい類の人物です。ゲーム関係では上級者様とか呼ばれる事もあります。

 やったことが無いと書きましたが、人に見せていないだけで趣味以下でかじったことが有る人が多いです。大抵の場合は鑑賞側に回りますが、これも「この芸術が解る自分が凄い」と鑑賞している自分に浸っているだけで、作品の良し悪しは関係ありません。他人の評価が高いものが良い作品で、他人の評価が低いものは悪い作品と差別的に考える傾向を強く持ちます。

 アドバイスを行おうとする対象を常に求めており、往々にして駆け出しの新人作家等に話しかけては持論を展開します。割と長年そういう事を続けているので、業界ではそこそこ有名な場合があります。創作活動を長年続けそれなりに名前の売れた人は基本的に腰が低いため、こういった人にもきちんと挨拶をします。高名な人がきちんと挨拶する姿を見て、駆け出しの人はこの人は力のある人だと誤解します。(アドバイザー本人はコネがあると勘違いし優越感に浸る)

 ボランティアの無給スタッフとして参加することも少なからずありますが、スタッフとして参加することが目的であり、催し物の成功が目的ではないためほとんどの場合が足手まといとなります。ただし、本人からしてみれば「タダで使われてやっている」という認識を強く持っています。また、お金は成果に対する報酬ではなく拘束時間に対する対価と考えるため、たとえ報酬を用意したとしても本人は成長しません。ここを見抜けず重用すると、水面下でのトラブルが広がっていき、大きな問題となって表面上に現れることになります。深入りさせてはいけません。

 逆に言うと、創作物においては深入りさせた方が面白い展開になります。 ちなみにこじらせると詐欺デューサーにクラスチェンジします。

 登場させる際には最初からイヤミな人物としては登場させない方がいいでしょう。腰が低く、人当たりのいい好感触を持たせておき、徐々に徐々に口出しをするようにしていくと良いでしょう。他のNPCで大物と挨拶をするシーンなどを入れてもいいと思います。ただし、挨拶をされた大物から彼を語るシーンは避けたほうがいいでしょう。大物の側は役立たずであると見抜いていますし、それと付き合う人はトラブルの種なので避けようとします。主人公サイドの反感が明白になった段階でアドバイザーの評価を語らせると効果的だと思います。

 仲が良くなるにつれて余計なアドバイスで色々な作品にケチをつけたり、大物の作品で主人公の評価が内心では低いものを絶賛したりと、この人解ってないんじゃないかと言う面を徐々に見せて、PLとPCをリンクさせると面白いでしょう。最終的には人間関係をこじらせる元にしてやれば、お囃子以上の存在感を出してくれると思います。
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