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同人ゲームやフリーゲームはもちろん、ゲームデザイナーを目指す人、これからゲームを作りたい人、今もゲームを作っているがなかなかうまくいかない人向けの、ゲーム開発に関するブログ。

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2016/03/29 (Tue)
キャラデザサンプル007:自称多重人格

分類

 中ボス

処方

 思春期ぐらいに良くある自己肯定の手段の一つ。自分から口にする人は若さからくる攻撃的な一面を常に備えているため、積極的には関わらない方が良い。

概要

 自称多重人格の言う所の人格が表に出ているときと言うのは、ぶっちゃけてしまうと本人が本人の設定に従って下手な演技をしているに過ぎない状態です。物事に対する反応に変化はありません。例えば突然スマホを破壊されたときの反応や水をかけられたりと言った、感情的になる様な物には同じ反応を返しますし、設定していない事柄に関する返事は同じものになります。

 深くかかわらない限りは大して損害も発生しないのですが、同じように多重人格などに憧れるタイプの人間は友人から恋人へと発展することもあります。厄介なのはここからです。

 自分自身の人格が変わったような演技を自己を肯定するためにやっているので、そもそも現実を受け入れる力はあまり強くありません。本当はもっと優秀で、今の人格は本当の人格じゃないから幸せな人生を送っていないと、努力をせず安直に肯定する方向へと逃げる癖がついています。

 この癖がついた人間は、ちょっとしたトラブルがあるとすぐに鬱だとか言うようになり、とにかく「可哀想な私」を演じて周囲の気を引こうとします。何かあったとしても、決して自分が悪いとは思いません。

 お前が悪いと言う為にリスカしてその動画を送って来たり、ヒステリーを起こして当たり散らすことも少なくありません。

 友人であれば距離を置くことが出来るし、恋人であれば別れる事も出来ます。もちろん別れ話は相当にめんどくさい事になりますが、離れる事は出来ます。災難なのは親や兄弟といった血縁関係で、これはなかなかやめることが出来ません。

 家族からするともうあいつは他人という認識であっても当事者はそれを受け入れません。母親だろ、父親だろ、兄弟だろとつめより、少しでも意にそぐわない場合、物理的な攻撃に出る事も良くあります。

 加齢と共に、こういった行動が逆に損である事を認識し始め、恥ずかしく思うようになるので少なくとも多重人格を演じる事は無くなっていきます。ただし、しみついた安直な方向へと逃げる癖はなかなか抜けず、周囲から煙たがられやすい人にはなります。

 ゲームや物語中に登場する場合、物語の尺の問題で人間的な成長により影を潜めるまでにはなかなか至りません。大抵の場合はヤンデレや不思議ちゃんなどの、攻撃的な一面をマイルドにしたり、独占欲の強い部分を強化したりした状態で登場します。上手く使えば物語のコミカルな一面を引き出す事も出来ますし、暗い部分も強める事が出来る地味にオールマイティなキャラでもありますので、登場人物の設定に悩んだときにはこの手の人を検討してみてください。
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