同人ゲームやフリーゲームはもちろん、ゲームデザイナーを目指す人、これからゲームを作りたい人、今もゲームを作っているがなかなかうまくいかない人向けの、ゲーム開発に関するブログ。
2024/11/22 (Fri)
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2016/01/12 (Tue)
紙芝居ではないアドベンチャー
紙芝居ではないアドベンチャーゲームがあります。昔のアドベンチャーゲームは、さんまの名探偵がそうであるようにフィールドをあちこち移動してイベントを探す、と言う形式のものが主流でした。
それ以前はオホーツクに消ゆのようにコマンド形式で、どこに行くかなどの選択肢が常に存在し、行った先で何をするのかでシナリオが進行していきました。探すという行為が探偵ものと非常に相性が良かったため、一時期主流となったフィールド探索は不要な選択肢を示してしまうのも手伝って排除されることになります。
フィールド探索を削除したアドベンチャーゲームが次に向かった先は、選択肢の削減とテキストの増加でした。これによってどんなシナリオでも受け入れられる万能のシステムが出来上がりましたが同時にゲーム性の大部分を失ってしまいます。つまり、紙芝居形式のアドベンチャーが誕生したと言うわけです。
なお、削除されたフィールド探索の機能は、これに戦闘という要素が加えられることとなり、RPGと言う新しいジャンルへと進化していきました。その結果、たまに戦闘を排除し、フィールドを徘徊する脱出ゲームなどもRPGと呼ばれるようになり、アドベンチャーが本来もつ「冒険」という要素はすべてRPGへと引き継がれました。一方ジャンル名として残ったアドベンチャーは、たまに探検要素は増えるものの基本的には選択肢を選ぶ紙芝居ゲームとなり、呼び方こそアドベンチャーではあるが中身としては全くの別物として成立してしまいました。
それ以前はオホーツクに消ゆのようにコマンド形式で、どこに行くかなどの選択肢が常に存在し、行った先で何をするのかでシナリオが進行していきました。探すという行為が探偵ものと非常に相性が良かったため、一時期主流となったフィールド探索は不要な選択肢を示してしまうのも手伝って排除されることになります。
フィールド探索を削除したアドベンチャーゲームが次に向かった先は、選択肢の削減とテキストの増加でした。これによってどんなシナリオでも受け入れられる万能のシステムが出来上がりましたが同時にゲーム性の大部分を失ってしまいます。つまり、紙芝居形式のアドベンチャーが誕生したと言うわけです。
なお、削除されたフィールド探索の機能は、これに戦闘という要素が加えられることとなり、RPGと言う新しいジャンルへと進化していきました。その結果、たまに戦闘を排除し、フィールドを徘徊する脱出ゲームなどもRPGと呼ばれるようになり、アドベンチャーが本来もつ「冒険」という要素はすべてRPGへと引き継がれました。一方ジャンル名として残ったアドベンチャーは、たまに探検要素は増えるものの基本的には選択肢を選ぶ紙芝居ゲームとなり、呼び方こそアドベンチャーではあるが中身としては全くの別物として成立してしまいました。
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色々ありすぎでどれを名乗ろうか
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性別:
男性
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素材屋GY.Materialsを運営。
TRPGや同人ゲームなどを制作。イベントプロデュース等。
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