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同人ゲームやフリーゲームはもちろん、ゲームデザイナーを目指す人、これからゲームを作りたい人、今もゲームを作っているがなかなかうまくいかない人向けの、ゲーム開発に関するブログ。

2016/02/01 (Mon)
風呂敷を広げすぎて何をしていいか解らなくなった時
ゲーム制作で行き詰る原因として、イベントをこのぐらい用意して、とか、登場人物をこのぐらいよういして、とか、すげーかっこいい戦闘システムにして、とか、あれこれ理想の完成形を妄想して、いざやってみるとそのギャップに苦悩して投げてしまう。これも恐らく、ゲーム制作者あるあるだと思う。

 人に見せられる段階まで仕上げられなかったゲームは、何作作っても経験にはならない。だから、ゲームデザイナーを目指す人は、まず完成させることが重要で、完成させるために必要なものは妥協だ。

 完成させられない人がよく口にする言葉がある。

「妥協したくない」

 でもこの言葉は、自分に実力がない事を認めたくない、理想形が作れない事に対する言い訳に過ぎないのだ。「妥協したくない」と言っておけば、頑張って作成を進めていると思われるだろう、と言う虚勢。「妥協したくない」と言っておけば、作成は止まっていても勉強しているから、というごまかし。

「妥協したくない」と口にした瞬間、そのゲームは完成しなくなる。あの要素も入れたい。妥協しないために。あの要素も追加したい、妥協しないために。こんなこともしたい、妥協しないために。妥協しないためという言い訳で、どんどん理想が膨らみ、いつまでたっても完成しない。なぜなら、頭の中にある完成形がどんどん変化するからだ。

 妥協するということは、現在の自分が出来る事を認識するという事。この程度の事しかできないということを知る事であると同時に、完成形を崩さないという芯を持つこと。新しく要素を追加するにあたって、今作っているゲームに必要な物か、不要な物かの判断がしっかりできるという事。

 あれもやってみたい場合、次回作でやればいいのだ。そういった諦め、妥協は決して甘えではなく、むしろ妥協しないでいつまでたっても完成させない事の方が甘えなのだ

 よって、完成させるために必要な事は、削る技術。試作品が完成して初めて、要素の追加が出来る。妥協はお客さんに失礼と言う人もいるかもしれない。だが、未完成は作品に対して失礼なのだ。そして、未完成である以上、お客さんからの評価は何もない。つまり、失礼とさえも思ってもらえない。スタートラインにすら立てないのだ。

 だから妥協しよう。理想形が心に重いから手が止まるのだ。
 だから妥協しよう。捨てたら軽くなるものなのだ。
 だから妥協しよう。片付いた部屋を綺麗にするのは簡単なのだから。

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